フジフレンドパーク
くるりフジファブリック
3/29(水)Zepp DiverCity
なんでかいつもギリギリになる。小雨の台場駅から小走りで、誰もいないダイバーシティ前を抜けて、コインロッカーにコートとリュックを詰め込んで、入場して、ドリンクもらって、ツアーTシャツを買った。
体調不良な人がいたみたいで、床に横になって休んでいた。
焦って焦って、左側前方の重たいドアを開けると、そこにはぎちぎちに人人人。
音で体が震えて、ゆったりしてるけど密度の詰まった響きが弾けながら染み込んでいく。なんだかいろんなものが溶かされるような気分になって、涙が出てきた。ずっと泣いてた。プレデター。
悲しいんじゃない、嬉しいのか、なんなのか。でも、あぁこれが聴きたかったんだなぁ必要だったんだなぁとは思った。この人たちの音を直接聴くことで、いつもなんだか凝り固まっていて動かないでいたこころ?が、じんわり温められて強制的に溶けていくような、鷲掴みにされて揺さぶられているような、ずっと我慢していたものが溢れ出るような、そんな涙が出た。よくわからなかったけど、すごくすごく素敵な音楽だった。
日々のことでいっぱいいっぱいな自分なんか本当にちっぽけでちっぽけで。なにもわかってないけど、わかった気になって。誰かの言葉でしか話せない自分が虚しくて。もっと感じたいのに感じることが怖くて。
だからきっと音楽を聴くんだろう。安心して感じることができるから。
くるりの曲は何か見透かされているように思う。いつもうわべばかりをなでまわしている私にはまだわからないことだらけだな。
「傷つけたことや傷つけられたこと
それでも前を向いてよ」
「何も見えない 何も感じない
そんなことはまだないくせに」
相槌打つよ 君の弱さを探すために
って、話聞いてる時そうなのかな?
虹色の天使、久々だったけど、NIKKIがすごく好きだったから嬉しかった。
リバティは本当に不思議な曲。大好き。
ハイウェイ、私もバンドでやりたい。
銀河をフジフジ富士Qでやったとき、佐藤さんがギターでカッティングだったけど全然できなかったし、岸田さんもロングトーンで歌いながらカッティングで歌いづらくて、変なバンドがいるもんだなぁって話が好きでした。
1.琥珀色の街、上海蟹の朝
2.ばらの花
3.虹色の天使
4.愛の太陽
5.リバティ&グラビティ
6.everybody feels the same
7.ハイウェイ
8.Remember Me
涙はかわいて、ただただ楽しめるようになってた頃。
フジのソロがなんか長くてすごくて気持ちよさそうでお客さんすら置いてっちゃいそうなタイムが大好き。
総くんが、くるりと東京での対バンは初めてって言っていてびっくりした。
くるりが大好きでずっと聴いていて、自分の中でもバンドとしてもくるりは道標みたいなバンドだ、と。
くるりのサポートしてたときのある公演で、ボボさんと総くんが一曲歌うように無茶振りされて、まだ出来立てのECHOを歌ったって話もぐっときた。岸田さんがいい曲だってすごく褒めてくれたんだって。
その後の徒然、イントロで一気に山形までライブに行ったときのことを思い出した。あのときサビ前がもっともたってたんだよなぁとか、チョコドーナツキーホルダー買ってたなぁとか、そこからもう10年だったんだなぁとか、考えながら踊っていた。
ロックンロールは、これからもずっと聴くんだと思う。サニーモーニングも。イントロで飛び跳ねてしまった。くるりが好きなんだって。私も好き。
幸せな幸せな時間だった。
東京
楽園
ミラクルレボリューションNo.9
LET'S GET IT ON
ECHO※仮タイトル「フツウ 2」
徒然モノクローム
星降る夜になったら
破顔
(encore)
※フジファブリック×くるり
ロックンロール
Sunny Morning