2019.1.6(日)でんぱ組.inc@日本武道館
JOYSOUND presents でんぱ組.inc コスモツアー 2019 in 日本武道館 ワレワレハデンパグミインクダ ~宇宙からの帰還~ supported by VILLAGE VANGUARD
私のでんぱ組初ワンマン。夢眠ねむさん卒業前日のライブを友人が当ててくれました。席は2階席上の方。ど真ん中。全体が見やすくてでもちょっと高くて落っこちそうな、素敵な席でした。
にもかかわらず、お恥ずかしながら、デビュー時の曲と最近のアルバムをちょこっとかじったくらいで、サイリウムもちゃんとしたのを持っておらず、誘ってくれた友人に借り、グッズも長蛇の列すぎてもちろん買えず、せめてものと思ってミントグリーンのTシャツを着ていったくらいの私でしたが、2019年ライブ初め、ガツンとやられて帰ってきた記録をここに残したいです。
率直に言って、でんぱ組.inc、めちゃくちゃかっこよかったです。
かわいいのは大前提として、全力で歌って踊り通すことのかっこよさ。特にねむきゅんは長身で手足が長いからフリが大きく映えていて、かっこよかった。ねむきゅんのダンスが好きだなと改めて思いました。全力で踊り歌う姿って、祈りだ。なにも燃え残さないよって覚悟だ。それがとってもかっこよかった。
全員揃って腰?お尻?を左右に振りながらマイクを両手でもって歌うフリ(伝わりますか…)がものすんごくかわいいしかっこいい。好き。
ユニゾンの動きとかフォーメーションダンスがバシッと決まる瞬間の威力たるや。
身長や体型的にも、こんなにそれぞれ個性があるメンバーたちなのに、全員集合してるときのグルーブ感、方向性がまっすぐで、心打たれました。
本当に目が離せなかった。大きな口をあけて歌い、手足を最大可動域で踊る。アイドルなら当たり前かもしれないけど、やっぱり今ある力を振り絞っている姿って、自分にとっては何にも代えがたくグッとくるポイントなんだなと感じました。
でんぱ組の楽曲って情報量多目でどんどん展開していくかなり変拍子でトンチキ(褒めてます)な印象だったので、まさか生バンドで聴けると思っていなくって、めちゃくちゃ高まりました。ベースがぶりぶりで琴線触れまくりでした。
特にHZEETM提供曲最高。細かいキラーフレーズの楽器隊の上をシンプルできれいなスケール調の歌メロ。ううう、なんて美しいんだろう。相反するものが背中合わせに寄り添ってる様が好きです。
たくさんたくさん手を振ってくれた気がする。
卒業するってなんなんだろう。
推しは推せるときに推せって分かっていたけど。やっぱり寂しいな。でもみんなが本当に笑顔で楽しそうで、それがなにより嬉しくて。
五官を使って誰かの生き様を受け止めること、ライブの醍醐味を十二分に感じたステージでした。
ライブ後音源を聴きあさっています。ライブ動画も。
以下、今さらながら毎日聴かないと落ち着かなくなってしまった3曲です。
ライブ一曲目「太陽系観察中生命体」
これはイントロから癖になる。HZETT Mとヒャダインの共作。
これ弾かされるKeyの方本当にお疲れ様ですと思いながらガン見してました。
ピアノの細かくてきれいなパッセージとシンプルなメロディが大好き。
なによりその下を支える和音隊の絶妙なぶつかりと、ベースやギターの力強さ。
同じくH ZETT M と浅野いにお共作 「おやすみポラリスさよならパラレルワールド」
でんぱ組.inc「おやすみポラリスさよならパラレルワールド」MV
Keyの方お疲れ様です(2回目)このヒイズミ節すごい。
絶妙にノリづらいけどそれが最高にかっこいいし、各々が思い思いに音を感じられる。
振付もかわいい。「楽観 反感 傍観~」のところ、メロディに合わせてメンバーそれぞれがお辞儀するとこが好きです。
ラストの歌詞「大きな星空は 欠けても 増えても 私も あなたも 絶対なの」なんて歌われたら泣いてしまう。
「ギラメタスでんぱスターズ」
でんぱ組.inc「ギラメタスでんぱスターズ」LIVE Movie(2017.12.30 at 大阪城ホール)
ねもちゃんが歌う「バタフライエフェクトで~」がなぜか耳に残る。
でんぱらしいギラギラ早口元気でトンチキな曲。問答無用で元気になれる麻薬。
サビ頭が割と音価長めできれい。後半はむちゃくちゃ細かい。そういう緩急ずるい…好き…ってなりました。えいたそがキラキラした目で歌ってたのが印象的だった。
ねむちゃん卒業前に、あの光景をこの目に焼き付けられた幸運をかみしめて。